戸建てかマンションどちらが向いてる?7つの比較ポイントやメリット、デメリットを徹底解説
「戸建てかマンションどっちが自分の生活に向いているのかな?」
「子育てに向いたマイホームが欲しいけど戸建てかマンションどっちがいいかな?」
「戸建てかマンション老後のことまで考えるとどっちがいいのかな?」
こんな悩みを抱えていませんか?
人生の3大出費の1つである住宅の購入。絶対に失敗したくない大きな決断ですよね。そこでこの記事では住みやすさ比較だけでなく、購入後の維持費についても丁寧に説明します。
本文の概要
- 戸建てとマンションの住みやすさを7つの視点で徹底比較
- 戸建てとマンションのメリット、デメリット
- 戸建てとマンションの購入費用や維持費
について紹介します
ぜひ最後までお読みください。
戸建てとマンション住みやすさ比較
まずは戸建てとマンションの住みやすさの比較です。家族構成や理想の生活スタイルによって優先したい部分が違うと思います。この章では一般的にこだわって比較される7項目を比較しました。どの部分を優先したいか比較表を見ながらイメージしてください。
| 比較項目 | 戸建て | マンション |
| 広さ | ・住宅面積はマンションより広い | ・住宅面積は狭いがワンフロアで生活動線ができている |
| 子育て | ・庭で遊ばせても目が届きやすい | ・外で遊ぶ時は1階まで一緒に降りて付き添いが必要 |
| 騒音 | ・隣家との距離があるため生活騒音トラブルは起きにくい | ・上下階の防音性も高まっているが響く場合があるので配慮が必要 |
| ペット | 制限なし | 規約による |
| 日当たり、風通し | ・立地にもよるが、間取りや窓の大きさを工夫することで確保できる | ・周囲が部屋などに囲まれているので限られるが高層階なら日当たり、風通し確保しやすい |
| セキュリティー | ・自分で対策する必要がある | ・防犯カメラや玄関のオートロックなど充実している |
| 近所つきあい | ・比較的密接になりやすい | ・希薄なことが多い |
マンションの4つのメリット
今度はマンションを選ぶ3つのメリットについて解説します。
1.立地がいい
マンションは駅の近くの物件が多いので通勤や通学の利便性がいい傾向にあります。スーパーや病院なども近くにあることが多いため生活しやすい。
2.資産価値が高い
立地にもよりますが、駅に近い物件は資産価値が落ちにくく、場合によっては購入価格よりも上がる場合もあります。将来の売却や賃貸を考えるなら駅近の物件など流動性の高さも意識して選びましょう。
3.災害に強い
マンションは構造が鉄筋コンクリート造りや鉄筋鉄骨コンクリート造りの構造が多く、台風や地震などの災害時でも被害が少ない傾向にあります。物件によっては備蓄倉庫や自家発電装置を備えていることもある。
4.管理してもらえる
マンションは共用部分のメンテナンスや清掃を管理会社がしてくれるので自分で掃除したりする心配は入りません。忙しい人には嬉しい24時間ゴミ出しができる物件もあります。
マンションの3つのデメリット
マンションのデメリットを3つ紹介します。
1.物件価格が高い
同じエリアで探す場合マンションの方が価格が高い傾向にあります。都心部や駅に近いほど顕著に差がでます。
2.固定資産税が高い
固定資産税の基準となる減価償却期間が47年(鉄筋コンクリート造り)と長く、固定資産税が高い期間が長く続く
3.駐車場代がかかる
自動車を保有している場合は別途駐車場代がかかる可能性があります。電気自動車の場合は充電用コンセントを備えている駐車場がない場合もあり事前に確認が必要です。
戸建ての4つのメリット
戸建てを選ぶ際のポイントになる部分をご紹介します。
1.物件価格が安い
同じエリアで比べるとマンションに比べ比較的安くなることが多い。
2.間取りや庭の設計も思い通りにできる
注文住宅の場合は家族構成や生活スタイルによってある程度思い通りに間取りを設計できます。家族の成長によるリフォームも自由にできる。
3.車やバイク、自転車も敷地内ならどこでもおける
自分の敷地内であれば自由に置けます。自転車に乗り始めたり、子どもの成長に合わせて車が増えたりしても対応しやすい。
4.自由にリフォームできる
家族構成の変化や成長に合わせて自由にリフォームすることができる。子供部屋を増やしたり、玄関の段差をなくしたり、使いやすいようにリフォームできます。
戸建ての3つのデメリット
戸建てのデメリットを3つ紹介します。
1.メンテナンス、修繕を自分でしなければならない
住宅を長く快適に住むためにはメンテナンスが必要です。大きなものには屋根、外壁、給湯器などがあります。修繕費が高額になるため自分で計画的に修繕費を貯める必要があります。
2.セキュリティー対策は自己管理
戸建ては玄関以外にも大きな窓や裏口と開口部が多く、マンションに比べると防犯性に劣るといえます。電動シャッターや防犯カメラなど自身で考え防犯対策をする必要があります。
3.公共の交通機関へは不便
駅に近い土地は価格が上がってしまうため、郊外の閑静な住宅街が検討候補になることが多いと思います。郊外になると静かで住みやすい反面、駅までバスや電車、車で移動しなければならないなど少し不便な面があります。
マンションと戸建ての購入費用と維持費比較
マンションと戸建ての購入費用をフラット35年の所要資金で比較してみました。以下は住宅購入支援機構が発表している所要資金の推移と解説です

※フラット35とは、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利の住宅ローンです。
マンション購入費用
2023年と比べて全国、首都圏ともに上昇しています。特に首都圏の価格は過去最高水準を更新しています。2024年フラット35利用調査による全国平均と首都圏平均は以下の通りです。
| 範囲 | 平均所要資金 |
| 全国平均 | 5,592万円 |
| 首都圏 | 6,569万円 |
| 近畿圏 | 5,737万円 |
| 東海圏 | 4,777万円 |
戸建て購入費用
2024年度フラット35利用調査による一軒家の所要資金の全国平均は以下の通りです。
| 一軒家の種類 | 所要資金 |
| 土地付き注文住宅 | 50071万円 |
| 注文住宅(建物のみ) | 3,935万円 |
| 建売住宅 | 3,826万円 |
マンションの維持費用
マンションは戸建てとは違い修繕費を毎月積み立てるのが特徴です。マンションの維持費は主に以下の6つです
- 固定資産税
- 管理費
- 修繕積立金
- 駐車場代、駐輪場代
- 火災保険
- 地震保険
戸建ての維持費用
戸建てはマンションと違い毎月の修繕費の積み立ては必要ありませんが、ご自身で計画的に修繕計画を立てる必要があります。戸建ての主な維持費は以下の4つです
- 固定資産税
- 修繕費
- 火災保険
- 地震保険
マンションと戸建ての資産価値を比較
マンションと戸建てのどちらが資産価値が高いかを評価することは難しいですが1つの目安として「耐用年数数」と「流動性」で比較してみましょう。
※耐用年数とは建物が本来の価値を保ったまま使用できる期間のことです。
※流動性とは取り引きのしやすさのことです。
マンションの資産価値
マンションは鉄筋コンクリート造りでできていることが多く耐用年数は47年と本来の価値を保てる期間が長く資産価値の減少は緩やかです。
流動性は立地に左右され駅が近いなど立地条件が良ければ売りやすく、また賃貸にもだしやすくなります。
戸建ての資産価値
戸建て(木造)住宅の耐用年数は22年とマンションに比べると短く、建物の価値は下がりやすいものの、土地の資産価値は維持する傾向にあります。地価が下がりにくいエリアを選ぶと資産価値を保つことができます。
流動性は立地条件や土地の広さ、形状が重要になってきます。戸建ての場合、建物が古くなり価値がなくなってしまっても土地として売却することも可能です。
比較まとめ
| 比較項目 | マンション | 戸建て |
| 購入費用 | ・戸建てに比べると割高傾向 | ・マンションに比べると割安傾向 |
| 維持費 | ・管理費、修繕積立金が毎月かかる | ・修繕計画を自分で立てる必要あり |
| 資産価値 | ・価値は落ちにくい。立地によっては売りやすく、賃貸にもだしやすい | ・建物の価値は下がりやすいものの、土地の価値は残る |
マンションと戸建てどちらが向いている
ここまで住みやすさや、購入費用などについて解説してきました。まだどちらが自分に向いているかわからないという方は以下のポイントを参考にしてください。
マンションに向いている人
- 利便性を重視したい
- 管理を任せたい
- セキュリティーを重視したい
- 耐震性を重視したい
戸建てに向いている人
- 広い家で暮らしたい
- 庭で子供を遊ばせたい
- ペットと暮らしたい
- 騒音を気にせずに暮らしたい
マンションか戸建てかどちらを選んでも高額になります。重視するポイントによって比較する項目が違ってくると思います。物件は1つ1つ違いますので自分の理想に最適な選択ができるように専門家に相談するのも有効な手段だと思います。理想の住居に迷われている方は一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか?